代表挨拶

G.C.I代表森徹織（もりとおる）

日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
日本キャリア開発協会認定キャリアコンサルタント
特定非営利活動法人グローバル・ゲートウェイ代表理事
一般社団法人スポーツ・ウェルネスサポート代表理事

私は、大学卒業後、大手スポーツ用品店でがむしゃらに働いていました。会社に決められた目標を、ひたすら追いかけ、身を粉にして働きました。スポーツ用品店ですので、社内は体育会系でとにかく厳しい環境だったのは言うまでもありません。

しかし、私がマネージャーになり、繁忙店を任され100名を超えるスタッフを管理する頃には、アルバイトや新入社員も大きく変わり、力ずくで上から押さえても思うように動かなくなってしまったのです。しかし、上から押さえるしか知らない私は、力で押さえ続けました。すると、若手社員は続々と退職し、いつしか孤立していくように･･･

そこから私は、今で言う、人間関係に問題を抱えたのです。仕事に行く気力は失せ、部屋の中は酒瓶まみれ、おまけに500円玉位のハゲがいくつもできる始末。医者の診断は、心身症というものでした。そんな私でも、苦労を共にしてきた同僚は代理出勤するなど、私を助けてくれました。

このままではいけない！そう思った私！しかし、今まで会社が決めた目標で生きてきていたため、自分が何をしたいのか、わかりませんでした。そこから、ジャンルを問わず、様々な本を500冊以上読み漁り、ある本屋で目にしたもの「カウンセラーになろう！」まさに、その本はキラキラと輝いていました。すぐさま本を読み、カウンセラーについて調べ、翌週には学校を予約していました。自分はカウンセラーになろうと･･･

「心理学を学ぶことで目から鱗の連続！」

心理学を学んでいくうちに、自分のコミュニケーション方法は全く間違っていたということがわかりました。もっと早く知っていれば、自分自身も苦しまなくて済んだということや、自分の所の若手社員も退職せずに済んだのでは？と自責の念にかられました。心理学を学び、自分のような心を病んでしまう人を少しでも救おう！そう考え、心理カウンセラーを目指し、資格の取得にめどが立った時、退職を決意しました。

「治療より予防！」

それと同時に、キャリアカウンセラーという資格があるということを知り、私と同じように仕事を通して病んでしまう人を少しでも救えないか！と考えました。また、学びを深めていくうちに、病気になってから治療するより、病気にならないための予防の必要性を強く感じました。自分が若手社員にしたことへの懺悔の気持ちや、これからを担う若者に関わりたいと考え、若年者を中心とした支援を行うことを決めました。その中で、若年者が会社を選ぶ段階で大きな間違いを犯していることや、人間関係のスキルの欠如を強く感じ、これから社会に出る前の、高校生・大学生を中心にサポートをするようになりました。人間関係を円滑に行うために何が必要なのか？ストレスへの対処方法は？うつからの脱出と再発予防に何が必要なのか？など

「若者サポートの限界と、環境変化への対応の必要性を強く感じる！」

主に、高校・大学での就職支援・相談を中心に活動を行い、その後は市町村や、厚生労働省の就労支援施設でのサポート業務を行ってきました。そこで目の当たりにしたのは、圧倒的に知識・経験・人間力に乏しい若者や、様々な問題で悩み、次のステップに進めない若者の姿でした。このままではいけない！もはやコミュニケーションについても、自分の将来の目標についてもしっかりと知識・情報を伝え、その上で、自分で考え行動する＝育て直しの必要性を痛感しました。
また、社会環境や産業構造の変化により、これからの日本は日本国内だけで様々ものが完結しない！必ず、海外・外国人という視点は必ず必要となると強く感じました。

「それなら、まずは自分の目で見てみよう！」

そこから、友人・知人に、若者に海外を早いうちに経験させたい！海外の学生や、先に海外に出ている日本人に会ってみたい！という想いを話し、何より自分も海外を体感したいと強く感じました。人脈も何もない状態でしたが・・・
すると、知人から素晴らしい香港の人を紹介していただき、その後様々な協力者が現れ、香港・中国・シンガポールと瞬く間に訪問し、同時に学生や社会人を連れていくようになりました。

「海外の大学生・若者、日本人経営者・社員はキラキラ輝いていた！日本の若者はこのままではいけない！」

まず、海外に出て一番感じたのは、下を向いているものがおらず、若者の目がキラキラと輝いているということです。日本の学生と同年齢で、3か国語を話し、将来の夢についても具体的なものを即答する。24時間空いている図書館で、毎日2時・3時迄勉強しており、それに対しても全く苦痛を感じていないということです。はっきり感じました。今の日本人では勝てない！と。
海外で働く日本人も同様です。いやいや赴任している人とは会う機会がありませんでしたが、現地で会う日本人経営者や社員は生き生きとしていました。自分の意思で海外という環境でしっかりと目的・目標を持って働いていました。

「今なら間に合う、逆転のチャンスは、まだまだたくさんある！」

これから必要となる人材、企業が求める人材とはどんな人間なのでしょうか？
グローバル化が進む反面、国内は少子高齢化で人口はどんどん減少していきます。その場合、何が必要になるのでしょうか？
私は、グローバル人材の必要性を訴えていますが、何も海外で働け！と言っている訳ではありません。これから日本国内では外国人労働者や観光客が大幅に増加していきます。つまり、日本国内に居ても、外国人と仕事をしたり、コミュニケーションを取ることが当たり前になるということです。しかし現状は、そのような人材は育ってはいません！圧倒的に不足しています。
そこで、大学生で何もしていない人や、一度ドロップアウトした人でも、海外に出て最低限の語学を学び、生活をすることで異文化理解・異文化コミュニケーションを身につけることができます。そこには、学歴や経歴など全く関係ありません。海外なんて！と思うかも知れませんが、これから大きな発展を遂げ、日本でも多く関わることになる東アジア・東南アジアの方々と関わることができれば大きな武器になるでしょう！今の自分を変える大きなチャンスになることでしょう！

自分が海外でやっていけるのか！と心配になる人も多いかと思いますが、日本のように細かいことを求められることもなく、国民は皆明るく、そして親日の国が多い中で（一部を除いて）暮らしていくことに大きな問題はないのでは？と感じます。実際に、引きこもりの若者なども海外に出て、元気になって戻ってくる人はとても多くいます。まずは、環境を変える、一歩踏み出すことが大切だと思います！

「実は日本は、一度つまずいた人間に厳しい国だった！」

2013年現在、年間10万人以上の大学・専門学校生が、学校を退学しています。また、大学を卒業する際に未就職のままの学生が７～8万人、新卒社会人の30％以上が3年以内に会社を退職しているという現状があります。それらの若者はどうなるのでしょうか？大学・専門学校中退の場合は、高卒扱い、未就職卒業生の場合は、履歴書に空白期間、早期退職者には、短期の職務経歴が残ります。では、このままの経歴で、本当に就職できるのでしょうか？
答えはNo！です。そのままの経歴では、また次の会社でも同じようなことになると、中々思うような就職はできないはずです。つまりは、一度ドロップアウトした人間は、新たな武器を持たないと、再就職の道は極めて難しいということです。では、その武器創りは、大学や専門学校に再度進み、年齢を重ねることでしょうか？それとも、資格を取得することなのでしょうか？大学を中退した・卒業したばかりの人が、もう一度大学に行きたいですか？資格と言っても、今の日本に、絶対と言える資格は存在しません！！それなら、どうすればいいのでしょうか？
それは、これから起こり得る、環境変化にいち早く対応することではないでしょうか？

「勇気を持って一歩踏み出してみよう！」

何も、海外に一人で行けと言っている訳ではありません。危機管理や緊急事態対応はもちろん、皆様の不安・疑問なども、しっかりと事前にカウンセリング致します。その上で、それぞれの個人にあったプランを提供していきます。諸外国には日本人も多くいますし、各国に日本人とのネットワークを持っています。皆様が勇気を持って踏み出したものを、必ずや加速させていきます。人から言われるのではなく、自分の意志で今の環境を変えるために、一歩を踏み出してみませんか！！

私は、単なる留学先・インターンシップ先を紹介したいのではありません。皆様のそれぞれのタイミングで実行したものを、次のステップや将来に活きるものにしていくことが一番重要だと感じています。一人一人に必要なタイミングで、必要なサポートを行うことが、皆様に一番必要であり、様々な経験を活かすことに繋がると考えています。全ての人を、海外に出したい訳でもありません。まずはどんな小さなことでも構いませんので、気軽に相談して下さい。私の専門外のことであれば、様々なネットワークを駆使しながら、皆様の何らかのきっかけや転機になるようにサポートして参ります。皆様のキラキラと輝き、煌めく未来のために･･･